「トイレに流せる」猫砂、ホントに流して大丈夫？詰まりを防ぐコツ！

最近増えている「トイレに流せる」というキャッチコピーのある猫用トイレの砂。

簡単に処理ができてとても便利ですが、本当に流して大丈夫なのでしょうか？

目次

• トイレに流せる猫砂はトイレに流すとどうなる？
• 猫砂をトイレに流す時に注意すること
• 「トイレに流せる」商品、おしりふきやウェットティッシュにも要注意！
• もしもトイレをつまらせてしまったら自分で解決できる？
• トイレのつまり、ご相談ください！

トイレに流せる猫砂はトイレに流すとどうなる？

「トイレに流せる」猫砂は、お掃除の手軽さからとても人気があるようです。

普通の猫砂とは何が違うのでしょうか？

一般的に、猫砂をトイレに流すことは推奨されていません。通常の猫砂は水に溶けない素材でできており、トイレの排水管や下水道システムに詰まりの原因となる可能性があります。

一方、一部のメーカーが販売している「トイレに流せる」猫砂は、素材が紙のものが多く、水に溶けるためトイレに流すことができると宣伝しています。

ですが、あくまで指定された方法でのみ使用するべきです。

なぜなら、水に溶ける素材でできてはいますが、水に即溶けて液体に変化するものではありません。

溶けるまでには時間がかかり、一定の時間は、固形物として排水管の中に留まり続けるのです。

しかも、流した猫砂は水を吸って膨張します。

そこへまたさらに猫砂を流してしまうと、ますます溶け切るのは遅くなり、排水管が詰まってしまう危険性が高くなります。

猫砂をトイレに流す時に注意すること

つまり、トイレに流せる猫砂と言っても、一度に流す量に気をつけなくてはいけません。

パッケージ裏面には必ず注意書きもあると思います。よく読んで適量を流し、多めの水で流すようにしましょう。

特に節水タイプのトイレは要注意！溶けるのに十分な水が足りていないかもしれません。何度か流すようにしましょう。

こちらは当社も登録している全国管洗浄協会からのトイレに流せる猫砂についての注意喚起の記事です。

記事にある通り、猫砂は、水で分解されるものでも紙と違って時間がかかってしまいます。

一度に大量に流してしまうと分解しきれず、固まりが残ってしまい、排水管をつまらせてしまう危険性があるのです。

「トイレに流せる」商品、おしりふきやウェットティッシュにも要注意！

「トイレに流せる」商品には、赤ちゃんのおしりふき、水に流せるティッシュ、ウェットティッシュなども増えています。

こちらも猫砂と同じく、一度に大量に流してしまうと、溶けずに詰まってしまいます。

弊社に詰まりでご依頼いただいたご家庭でも、流せるおしりふきが大量に溶け残ってかたまりで出てきた！という事例がありました。

＊写真の商品は一例です。特に溶けにくいということではありません。

すぐ流して溶けることを想定したトイレットペーパーとは違い、多少耐久性があります。溶ける速度が全然違います。

「水に流せる」「トイレに流せる」という商品は、大量にまとまって流さない！流す水の量は多めに！ということを心掛けていただくようにしてください。

もしもトイレをつまらせてしまったら自分で解決できる？

トイレをつまらせてしまったら、自分でどうにかしようとするのは危険です。

ネット上でよく見かける、危険な詰まり解消法をいくつか検証します。

・水を何回か流して様子を見る

つまりを取ろうとしてそのまま水を何回も流し続けるのは危険です。 奥がつまっているので、流し続けると水があふれ出してしまう恐れがあります。

・熱湯で詰まりを溶かしやすくする

熱湯をかけることにより、便器が割れる危険性があります！温水便座では電気系統も通っていますので、お湯は流さないのが最も安全です。

・パイプユニッシュでつまりを溶かす

パイプユニッシュが効果を発揮するのは「髪の毛に石けんカスなどが絡まってできたドロドロ汚れ」や「臭いの元となるヌメリ」の除去のみです。

キッチンやお風呂場のつまりには有効なのですが、トイレつまりの原因はパイプユニッシュでは溶かせません！

トイレのつまり、ご相談ください！

ご相談は無料です。

お困りごとがあれば自己流で危険なことをしてしまうより、まずはご相談ください！

LINEからでもお気軽にお問い合わせください。