共用トイレが臭い!テナントビルのトイレ、臭い問題を解決するには?
テナントビルにて「共有トイレの臭気が気になる!」とテナント様より苦情があったとのこと。
管理会社さんから排水管清掃のご依頼をいただきました。
臭気の原因はどこからきているのでしょうか??
目次
トイレの臭いが気になる!トイレの臭気、3大要因は?
ビルの共用トイレで臭いが気になるとき、考えられる要因は大きく分けて3つあります。
①尿、尿石の付着による臭気発生
多くの人が利用するトイレですから、便器やその周りの床、壁面に固着した排泄物の汚れ、それが固まった尿石の付着による臭気発生は避けられません。
トイレの清掃で解決します。ですが、長年の汚れの堆積は、なかなか通常のトイレ清掃では落とせません。
プロに依頼することもおススメです。業務用の尿石を溶かすような溶剤や洗浄力の強い洗浄剤を使用することをお勧めします。
経年経過することで汚れが堆積している事が多いです。
②換気がうまくいっていない
換気設備の機能不良による臭気発生
換気能力が低下する(吸い込みの力が落ちる)ことで空気が入れ替わりにくく、換気が出来ていない状況が常時発生している。
ホコリなどゴミが溜まっていないか日頃から点検しましょう。
トイレのドアにある吸気アネモのゴミ詰まりによる臭気発生
換気扇が正常に稼働していても、吸気アネモという部分に目詰まりがあると、換気がうまくされません。
ドアの開閉時には換気されますが、ビルのような気密性の高い空間では、臭いがこもっていてしまいます。
床排水口の設備不良による臭気発生
古い物件であれば特に、排水管が鉄製のままであることも。
経年劣化により腐食や欠損が進むことでトラップ(封水)機能低下。
③排水管の汚れによる臭気発生
築年数が経っている建物で、実は一番多い原因がこれ!
トイレ自体の汚れや換気の状態ではなく、排水管に汚れが堆積してしまっている場合です。
いくらトイレの清掃や換気をきちんとしても、排水管から臭いが逆流してきてしまっている状態なのでどうにもできません。
ビルやマンションでは定期的な排水管清掃をしていることが多いですが、トイレの排水管は、生活排水(シンク、風呂場、洗濯機、手洗機)の排水管より管径が太いために、洗浄の対象にならず、長年放置されてしまっていることが多いのです。
排水管の汚れになると、清掃業者の方でも手が出せません。
排水管清掃の専門業者に依頼して排水管の高圧洗浄をすることをお勧めします。
トイレの臭気対策に絶大な効果あり!排水管高圧洗浄って?
長年清掃していない排水管には、ゴミが堆積しています。そこから腐敗臭、下水臭がしています。微生物が繁殖したり、コバエやゴキブリなどの害虫が発生したりすることにもつながります。
当社の排水管清掃はハイパワーな業務用高圧洗浄機を使います。
強い水圧の水の力で排水管に滞留した臭いのもとを押し流し、一部のトイレだけでなく、ビル全体の排水管をスッキリ洗浄することができます。
費用の問題もありますので、問題の箇所のみの洗浄でももちろん大丈夫ですが、ビルの場合、一カ所にトラブルがあるときは、つながっている他の箇所もトラブルが発生する可能性が高く、ビルごと洗浄することが最も洗浄効果が高いです。
当社のお客様からは1~2年に1度のペースで定期的にご依頼いただき、築年数の古い物件であっても排水トラブルなしでご満足いただいています。
まずはお気軽にご相談ください!現場調査や内視鏡診断での原因究明でもお受けします。
当社のビル(病院)のトイレ詰まりを解消した高圧洗浄の様子です。
モザイクはありませんので閲覧の際はご注意ください。
当社が担当したビルの排水管洗浄の事例をたくさんご紹介しています。ぜひご参照ください。